記者:今日はTSURUの誕生秘話やブランドのこだわりについて、クリエイティブディレクターの内山里奈さんにお話を伺います。まず、プロジェクトではどんなことをされてきましたか?
内山里奈: プロジェクトでは、LP制作、ロゴ制作、パッケージ制作など、デザイン業務全般を担当しました。代表の頭の中にある「TSURU」の世界観を形にする役割を担い、何度も話し合いながら、ブランドのビジョンをどう形にしていくかを一緒に考えてきました。 このプロジェクトが始まったきっかけは、代表であり私の妹でもある彼女の肌荒れの悩みがあったわけですが、実は私もとても肌が弱く、市販の化粧品がほとんど合わなかったんです。そんな中、妹が自ら手作りした化粧品を使い始めたところ、私のニキビ体質もどんどん改善していき、「TSURU」のスキンケアの凄さを実感しました。 時が経ち、妹がスキンケアブランドを立ち上げることを決意したタイミングで、ちょうど私もデザイナーとしてキャリアを積んでいた頃だったので、「ぜひ私も参加したい!」と声をかけました。それが私が「TSURU」のクリエイティブディレクターを担当することになったきっかけです。
記者:プロジェクトの中で、特に楽しかったこと、大変だったことを教えてください。
内山里奈: やっぱり楽しかったのは、代表と「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤しながら、一つの目標に向かって努力し、少しずつ商品が形になっていく過程ですね。何もないところから一つのブランドが生まれていく、その過程は本当に刺激的でした。 代表とは名古屋と大阪で離れていることもあり、一番大変な時期に3週間の合宿をして、TSURUに集中する時間を作れたのは、とても貴重な経験でした。あの時間は、私にとってかけがえのないものになりましたね。 一方で、大変だったこともたくさんありました。計画通りに進めることの難しさを痛感しましたし、進捗が思うように進まないことも多かったです。スキンケアブランドを立ち上げるには、多くの関係者との調整が必要で、その点は代表もとても苦労していたと思います。私も相談に乗りながら支えていましたが、やはり大変なことが多かったですね。 また、ブランドコンセプトがシンプルかつミニマルなので「どう伝えるべきか」という課題もありました。シンプルでありながら強いメッセージ性を持たせることが難しく、そこはかなり悩みました。ただ、最終的にしっかりと形になったので、良かったなと思っています。
記者:なるほど、大変な中でも多くの学びがあったのですね。TSURUのこれからについて、どのような未来を描いていますか?
内山里奈: TSURUは、ただのスキンケアブランドではなく、「敏感肌の方が安心して使える選択肢を増やすこと」を目指しています。まだまだ無添加のスキンケアは少なく、本当に肌に優しいものを求めている人たちに、TSURUを知ってもらいたいです。 また、クリエイティブディレクターとして、ビジュアル面でもどんどんアップデートを重ね、進化し続けたいと考えています。TSURUが皆さまにとって心地よい存在となり、日常に自然と寄り添えるようなブランドを目指して、これからも挑戦を続けていきます。 何よりも、TSURUを手に取ったときに「やっと安心して使えるスキンケアに出会えた」と感じてもらえるようなブランドに育てていきたいです。
記者:最後に、TSURUを使おうか迷っている方へメッセージをお願いします。
内山里奈: TSURUは、敏感肌の方のために生まれたスキンケアです。私自身も、代表も、肌に悩んできたからこそ、本当にやさしいものを作りたいという想いでここまできました。 「スキンケア選びに悩んでいる」「自分に合うものがなかなか見つからない」そんな方にこそ、一度試してみてほしいです。